DESIGN STRATEGY
01|課題|ISSUE
居抜きの店をまったく新しく
台湾で生まれ、ニュージーランドで育ったオーナーが、札幌にカフェバーをひらくことになりました。中国語、英語、日本語を話すオーナーのもとには、留学生や訪日旅行者も集まります。物件は、前のお店の内装をそのまま引き継ぐ居抜きでした。限られた工事で、前とはまるで違う店にすることが求められました。
02|考えたこと|THINK
間取りは変えずに表情を変える
設計は、既存の店を実測するところからはじめました。平面のレイアウトには一切手を加えず、塗装と木工の造作、什器の一部の入れ替えだけで店を生まれ変わらせる。そう決めて、仕上げの表情で勝負することにしました。私たちは、居抜きの店でも手をかける場所を見きわめれば、まったく別の店にできると考えています。
03|施策|ACTION
壁紙を破り床をはがす
壁のクロスはランダムに破り、その上から塗装して、アンティークのような質感を出しました。ビニルの床ははがし、下地をそのまま仕上げにしています。アイデアは、現場で少しずつ重ねていきました。オーナーも工事に加わり、一緒に手を動かしながらつくった店です。
04|その先|NEXT
楽しい現場の空気のままに
前の店とはまったく違うカフェバーに生まれ変わりました。オーナーと楽しみながらつくった現場の空気が、そのまま店の雰囲気になっています。その後、自家焙煎のコーヒーと台湾の朝ごはんを合わせる商品づくりにも、一緒に取り組みました。
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